004-min.jpg 001-min.jpg sgmhr_019-min.jpg _mg_4386-min.jpg dji_0031-2-min.jpg minamiaoyama__0028-min.jpg
004.png 001.png sgmhr_019.png _mg_4386.png img20200302162239901996.png minamiaoyama__0028.png
お問い合わせ 〉〉こちら
設計・監理 フロー(住宅)

 0.  出会い 


お電話やメール、お問い合わせフォーム等で弊社にご連絡ください。

「住宅計画調書」という簡単なアンケートに回答して頂いています。

 基本的に、ほしい部屋などの情報も書き込んで頂きますが、その他にも、好きな料理や音楽、クルマなど一見設計には関係の無さそうな項目も加えてあります。
その上で初回打合を行います。
どういう生活を求めていらっしゃるか、なにを大切に感じておられる方なのか?というところを中心に伺っていきます。

※初回打合に費用はかかりません。
       初回打合
 








 1.  敷地へ

着手の準備をしまして、具体的な敷地条件を調査。法的用件の整理をしながらボリュームのスタディなどを行います。

敷地を拝見するのと、初回打合が同時になるパターンもありますし、土地が決まっていない場合は候補敷地を拝見し、建築家の立場からのアドバイスもさせていただいております。
       敷地調査








 

 2 .  本契約を結ぶ


弊社基準にて設計監理料を算定→設計契約

設計監理料の一覧表は最初にお渡ししますが、建物種別や構造・規模、難易度等により変動しますので、その都度お見積を作成しております。

       設計監理契約 



 


 3 .  基本提案

基本方針を決めるスケッチ・パースなどを作成します。
集中的に検討を重ね、基本的な方針を表現した基本計画提案書を作成します。


基本提案は、内容によりケースバイケースですが、可能な限りのプランニングを進めます。基本的な方向をこの時点で共有して「新しい空間」への想いと期待を共有したいと考えています。

こんな住宅ができたら「きっと楽しい」「落ち着いて過ごせる」「ワクワクする」 といったような夢を一緒にみて、共に歩んでいただくことが、住まいづくりの上でとても大切なことだと思っています。

   基本設計提案書作成










 4 .  間取りを決める

 





設計のプロセスは大きく「基本設計」と「実施設計」に分かれます。実施設計は工事に必要なすべての図面を作成しますが、基本設計ではいわゆる「間取り」をほぼ決めていくところまでの作業となります。

基本提案で出したプランは建主さんのご要望や詳細打合、設計検討により細かく修正をしていきます。

大体の間取りが決まってきたところで通常はCG(コンピュータグラフィック)を起こしていきます。CGのメリットは内部に実際自分がいるような目線で空間の「確認」ができると言うところにあります。

そして基本的な図面(概要、平面図、立面図、断面図など)とCGをセットにして基本設計の成果品をまとめます。

通常、この時点で見積依頼をする予定の工務店に概算の見積をお願いしています。
(見積は特命の場合と複数の工務店に相見積もりを依頼する場合があります)


   基本設計








5. 各部の詳細を決める

基本設計では<間取り>を決めるところがポイントになりますがここでは各部の詳細までを決めていきます。各部分の検討をしながら図面化していき、必要な修正を加えていきます。

例えば当方では、ほとんどの仕事でオリジナルのキッチンをその家の空間にあわせて設計しています。そうすると、その部分も詳細な図面が必要となります。冷蔵庫から食材を出して、下ごしらえをして調理、器に盛る... というような流れを想像しながら作図していきます。
このように、様々な部分にわたって細かな図面が描かれていきます。

仕様書などとともに、かなりの枚数の図面として完成。これによって工事に必要な情報が図面化され、工事見積ができます。図面枚数も多く、設計作業としては最も時間のかかるプロセスとなります。

       実施設計








 

 6 .  確認申請

建築基準法等の情報を盛り込んだ確認申請図(+構造計算書)を作成。審査機関への提出・打合を代理人として行います。

「確認申請」はつくる建築が法的に適合しているかを役所(又は民間の審査機関)に対して申請するものです。

設計の内容によってこの部分の作業内容は大きく変わるため、設計監理契約内容とは別で確認申請の作業は精算することにしています。

工事契約の内容が決まり、確認申請がおりると「着工」できるということになります。












7 .  工事見積


実施設計が出来上がると「工事見積」に出します。詳細まで含めた図面と仕様書をもとに、工務店さんが積算をして見積書として提出します。

その内容を細かくチェックしながら、項目ごとの価格の比較や、図面内容を間違って解釈しているところがないか?
標準的な価格より高く見積もっているところがないか? といった点をみていきます。見積書を第3者の立場でチェックできるのは、設計事務所が入るメリットだといえます。

必要であれば、優先順位を決めながらスペック変更をして、金額を調整。
予算面も含め、条件に合う工務店と工事契約の準備をします。













 8 .  工事契約



見積と設計図面で工事契約を結びます。

地鎮祭を行い、工事に着手します。

現場にて打合、チェックなどを行います。

細かい部分の打合と共に、材料の質感や色などその建築にとって
一番ふさわしいと思えるための検討をしていきます。

その為、弊社では現場監理を非常に重視しております。







 


9 .  上棟

 

構造体がほぼ出来上がったところで「上棟」となります。

住宅の場合、上棟式はやる場合とやらない場合があります。

監理業務上は、上棟して構造部分の検査が終わると、構造設計者の仕事が終わります。工事の意味でも、構造体の工事から仕上げ工事へと職種が移行するタイミングになります。
引き続き現場打合、チェックが続きます。














 10 .  完了検査

 

弊社の完了検査を行い、残工事や手直しの確認をします。また、審査機関の完了検査に対応します。

この前後にメディアや建築関係者などに向けお披露目会(オープンハウス)を行います。プライベートな住空間に取材の下見などが度々入ることは建主の方のご負担になるために、お引っ越し前にまとめてみておいて頂くという意味もあります。

そして、建築写真家の手による竣工写真の撮影をします。
通常は、家具類が入る前のこのタイミングと、家具類が入って生活が落ち着いた頃の2回。
お引っ越し前は純粋に「建築」だけを。そして、落ち着いてからの撮影は「生活と共にある姿」を写真におさめようとしています。

 












 11 .  竣工引渡

 

完了検査や事務所の完成検査などを経て「お引き渡し」となります。

設計監理業務上の区分としては、法定書式を提出して「監理業務」が終わります。

実際は、残工事の対応や一品生産ゆえに起こる細かい修正点の対応をしながらその後も長く関わることになります。

完成は業務上の終わりですが住宅の長いタイムスパンのなかでは「はじまり」でもあります。

住まわれてからも細かなメンテナンスや、リフォームなどみなさま長いおつきあいとなっております。











  
     
 
 
  
 
   
 
   
 
 
  
 
  
 
  
 
 
 
 
 
↑PCサイトでご覧ください